【商品化背景】

広島県立総合技術研究所食品工業技術センターにおいて、柑橘の加工食品製造過程で出る果皮を有効利用し、もったいないを生かす柑橘果皮酢製造技術を開発しました。
その技術を、440年以上お酢を作り続けている尾道造酢株式会社に移転し、同社において、橙を原料にした原酢「橙果皮酢（だいだいかひす）」が開発されました。
この原酢を価値ある魅力的な商品にするため、ひろしま感性イノベーション推進協議会では、令和3年度にプロデューサー、プランナー、技術開発者、感性工学研究者、デザイナーなど専門家によるプロジェクトチームを立ち上げ、人の感性に着目した商品開発を支援しました。その結果、消費者の感性に訴える新しい味覚及びエシカル志向の商品が誕生しました。